私が立ち寄ったのは、鯖江市の「まなべの館。
展示物で鯖江の歴史を学びます。
館内撮影禁止なので、写真はありません。
鯖江には、百以上の遺跡や古墳があることから、縄文時代から人が住み始め、弥生時代には古墳が作られるなど、集落ができ、支配体制が完成していたことがわかっています。
まなべの館には、縄文時代の土器や石器が展示されていました。
弥生時代から古墳時代の土器が、結構綺麗な形で残っているのは、不思議な感じがします。
古代の人たちも、自分の家で使ってた皿が、遠い未来に博物館で展示されるとは思わなかったでしょうね。
江戸時代、六代将軍徳川家宣の時代。
1720年に「鯖江藩」が作られたそうです。
その藩主が「真部氏」であったことから、この建物は「まなべの館」という名前になったようです。
城を作る計画が頓挫し、城がない城下町であった江戸時代、廃藩置県で「鯖江県」になったのち、数年で他の県に編入されるなど、なかなかメジャーになれなかった鯖江。
21世紀になり、「日本一幸せな街」として知られることになります。
曽根崎心中で有名な近松門左衛門は、15歳まで鯖江に住んでいたそうです。