手元には現在使っていないWindows XPのライセンスが3本ある。
1本は俗に言う「製品版」のXP SP1、残り2本が「アップグレード版」XP(1本がSPなし、1本がSP1)だ。
BootCampはこの「アップグレード版」はインストールできないことになっている。
「アップグレード版」では、Windowsのインストールの途中に「旧バージョンWindowsのCDに取り替えてください」という処理が発生するのだが、この「取替え」がMacではできない。
MacのCD(DVD)-ROMドライブはソフトウェア(OS)でイジェクトするタイプなのだがWindowsインストール途中ではドライバが組み込まれていないため、イジェクトができないのだ。
とはいえ、この問題は「製品版」を持っている自分にとっては関係が無い。
ただし、BootCampをインストールするためにはXP SP2以上でないとだめなので、ここは「SP+メーカー」を使って乗り越える。
「SP+メーカー」は手持ちのSPなしやSP1のWindows XPと、Webから落としたサービスパックを組み合わせてSP2やSP3のisoイメージを作成するWindowsツールだ。
詳細はこちら。
世の中凄いものを作る人がいるもんだ。
SP+メーカーの設定を行い数十分後。
さてisoイメージはどこまで出来たかな、とWindows PCを見てみると…
「CDのデータの読み込みに失敗しました」のエラーメッセージで処理が止まっていた。
なんと、「製品版」のCDに傷が入っていて読めないようだ。
これは大ピンチ。
つづく